ぽんぽんコキア

海の中道海浜公園へ！

さっっっっむかった。

身体が小さく丸まった。

裏起毛のパーカーの下がキャミソールなのが敗因だ。

でもロングスカートの下はレギンスを履いている。

風か。

風強かったね...

そうか！！あれが海風か！

入場券を手に入れてゲートの人に見せる。

「コスモス畑は左手です。」

「はーい...（急激な左折）」

お腹を空かせた虎状態の私は、公園のゲート入ってすぐ左手に見えたセブンティーンアイスに取っ付く。

昨日しんせいさんと話してた、レシート貰ってすぐ捨てるという行為を思い出した。

なんか今のやり取りは似てるなぁと。

コスモスよりも目の前のアイスを愛でる。

花よりアイス！

というか、私はコスモスはあんまり好きではない。

よくその辺に生えてるから有り難みがないのだ。

色もあんまりグッとこないな。

ピンク！濃いピンク！白！

小学校から歩いて帰れる時はよく毟って歩いていた。

「すき、きらい、すき...」の私の花占いの餌食によくされていたコスモス。ごめん。

歩道の真ん中に、花を全部毟られた黄色いガクだけになったコスモスがあったら、それは私の仕業だ。

小学6年生。

この恋には多くのピンク色の犠牲を伴った。

幼い頃は相手に好かれているのかどうかをお花に託していたのね。

何回やっても変わらないのに。

コスモスは漢字で描くと秋桜。

たしかに似てるね。桜に！

桜...桜って小さくて儚いから美しいのね。

秋桜はなんかいろいろ大きい。

背も高いし、花自体も大きい。

そして花粉がどーんと鎮座するあの真ん中のイエロー。

なんとなく逞しいよね。

大量に勝手に生えてきそう。さては雑草（？）

なぜかコスモスはどうでもよい存在。

本題に戻る。

私の目当てはコキアちゃん。

コキア軍団を今年も見たかった。

（これは去年の私）

見れたよコキアちゃん！！

可愛い。もしくたくたな状態で丘を登っていたとしても、コキアを見たら駆け登ると思う。

え、なにこのポンポンたち！？

本気で生えてる？

こんなに可愛いフォルムで！？

愛おしい...

ファンタジーの世界に迷い込んだの？という驚き。

心の底から湧き上がる可愛いものを愛でる気持ち。愛である。

コキアをみると、はぅ...となる。

コキア畑作りたいな。

コキアに囲まれた道でもいいし、とにかくこのコーギーのお尻のような可愛い植物を沢山育ててみたい。

可愛いものすなわちそれはもふもふ。

行ってよかった。夕日も綺麗。

天使が降りてきそうな空だった。

今年も見れてよかったな。

パンパスグラスも神々しい。

国立公園に嫉妬する。

いいな。

私もあんな庭が欲しい。

ふわふわ庭園創りたい。

そんな本日の私の望み。