摩訶不思議な並行現実に思わず閉口
お腹痛い。トイレはいつ開くんだろう。
昨日から不可思議なことばかりだ。
ネットの写真が別人のものに差し替えられていたり、部屋にボーイさん(といってもかなり年配なのでボーイというよりメーン)が入って来たり。私はその頃、ある棒状のものを舐めていたのだが、ドアを開けて入って来たメーンとばっちり目が合う。
え?なんで入ってきたの?と、こわくなる。
頭の中はハテナでいっぱいになり、お客さんに「ごめん一回笑っていい?」と一瞬お時間をいただく。
余りに不可思議なことばかりなので、私は別の世界にきてしまっているのかと本気で疑ったほど。
集中しろ。
と自分の思考を止めようと努めた。
笑うしかない時がある。
少しだけ面白いと思ったことも確かだけど、怒る場面だったのだろうか。
私はどうしたかったのか。
私は第一にだれかを傷つけてしまうことを考える。
だから私はだれかにとって易しい。
恐ろしいほど私は自分に優しくない。
嫌われてもいいから自分の感情を曝け出したらいいのに。
言えないから私は笑って誤魔化す。
笑ってすませてしまう自分が哀しくなる。
笑ってすまないから、いつまでも根に持ってしまうんだよね。
どうしたかった?
部屋に入って来られるなんて最悪だよ。
もう二度とsexの最中邪魔が入って欲しくない。
と言うことは?
没頭したいだけ。
注意力散漫な私が表面に現れたんだね。きっと。
私は笑いを止めて、こう感じた、と伝えられるようになりたい。
薄気味悪いただ笑うだけの女でいたくない。
私は自分に優しくありたい。