自作自演の人生
感謝しなきゃ。
その時私は混乱の中にいた。
もがいていた。何とかしなくちゃ、今のままではだめだ、と今の私を否定していた。
また未来に私を否定するような現実を製造してしまった。工場には製造中止するよう、伝えよう。
感謝しなくちゃ。
宇宙の一番強力なエネルギー?
いやだ。それどころじゃない。
絶望感でいっぱいの今の私にはその回転は速すぎる。弾かれて苦しいよ。
だいたいありがたくも何ともない、だれに感謝するっていうの。
だれにも感謝なんて感じない。なんて思って「うーーー」と辺りにとげとげしたエネルギーを放つ。
ぐるっと撒菱で囲む。私に近寄るな!の威嚇。
きっちり隙間なく撒きすぎて自分で出られなくなってる。
だれにも理解されたくない。
みんな死んだらいい!
なんて数週間前唸っていましたが、もう苦しい、嫌だな、私はまた安心する場所に戻りたいと心から思ったから、私のメンターの皆様に助けて!と頼った。
時間をかけて、ゆっくりでも確かに、いい気分に戻れるよう調整していった。
大丈夫、大丈夫って撫でて心をなだめる。
望まない未来へ飛んで行こうとする思考を、ほんとうはどうしたい?どうなったら素敵?と確認しながら一緒に歩いて行く。
悲しいことが起こったら、ほんとうはどうしたかったの?次はどうしたい?と抱きしめて慰める。見つめあって立ち止まる時間。
死んだらいい、と思うくらい世界に絶望したのは、話を聞いてくれない自分自身に対する強い怒りだった。どうして理解してくれないの?は自分自身に対する不満だった。
この1ヶ月は長い旅をしていたような気分だ。
ようやくここへ帰って来れた。
なにか大きなものが私を守ってくれているような、そんな力を感じた。
スピリチュアル的に言えば“見えないわたし”が私をいつだって護っている。
それを確かに感じた。
私を成長させるための“恐れを感じる壁”
それを一夜で完成させてるのは大いなる私だし、それを壊すのか逃げるのかそれとも別の方法を取るのか選んでいるのも私。
自作自演の人生だと私は信じていて、私は時折それをすっかり忘れて恐い恐い、、、と見えない何かと闘っている。
そんな私を遠くから、一番近くから観ている。
可愛いんだから、もう。また絡まってるね。
大丈夫だよ、何をしててもいいよ。
よくやってるよ。
いつでも私のそばにいるけど、私は離れたがる。愛を試してるのかもしれないね。
変わるはずがない私に対する唯一の愛。
自分自身に対する愛は一番わかりづらいから。